【最強コマセの作り方】生シラスを配合して爆釣間違いなしのサビキ釣り!

サビキ釣りの釣果を大きく左右するのは「コマセ」の配合です。
仕掛けの選択、釣り竿の動かし方でも釣果に差がでますが、サビキ釣りにおいて一番大切なのはコマセです。最近は手を汚さず良い香りのするチューブタイプ(アミ姫など)が増えてきましたが、個人的にはイマイチだと感じています。
しっかりと釣果を上げるにはひと工夫必要です。今回は私の経験をもとに試行錯誤を重ね、たどり着いた「最強のコマセ」をご紹介します!

結論:アミエビ + 生シラス + アジジャンボ

これら3つを組み合わせることで、それぞれの特性を最大限活かした強力なコマセを作り出せます。
「アミエビ + アジジャンボ」は釣り場でよく見かけるコマセの組み合わせです。しかし私ならそこに「生シラス(シロメ)」を加えます。
それではそれぞれの特徴を見ていきましょう。

アミエビ

冷凍されたブロック状のものが年中、釣具店で購入できます。
サビキ釣りでは決して外せないド定番です。

メリット

魚が好む自然のエサそのもので、驚くほどの「喰い」を引き出します。

デメリット

夏は傷みやすく、冬は溶けにくいのが難点。
特に冬は海水に浸けておいても海水も冷たいのでなかなか溶けてくれません。
釣行出発前にあらかじめ少し解凍しておくと、到着してからすぐにコマセ作りに取り掛かれますよ。

サビキ釣りで使用するのは「アミエビ」です。「オキアミ」ではないので混同しないようにしましょう。

生シラス(シロメ)

この生シラスが最強コマセの肝です!
主にカタクチイワシの稚魚が原料になっているエサです。釣具店では冷凍コーナーにて販売されています。
地域によってはスーパーの鮮魚コーナーでパック売りされていることもあります。
本来はトリックサビキで使用するエサですが、コマセに混ぜることで格段に集魚力がアップします!
エサとして使用するシラスは「生」です。釜茹でされ干されたシラスではありません。

生シラス

メリット

生シラス(シロメ)に反応が良いのは型が良いアジです。つまり晩秋⇒冬のサビキによく効くエサと言えます。
売っているのを見かけたら大量買いしても問題ありません。多くの場合、冷蔵でも冷凍でも保存可能だからです。

デメリット

ネット通販では手に入りにくいので釣具店かスーパーに売っていないと手に入りません。

アジジャンボ

マルキュー株式会社が販売している粉タイプの集魚剤です。
なぜか西日本(愛知・静岡を含む)限定の商品です。もちろんアマゾンでも購入可能なので問題ありません。

メリット

光を反射して輝く「キララ」が配合されているのでアピール力があります。
アミエビと混ぜて使うことでかさ増しが可能になるだけでなく、粉タイプなのでアミエビから出た水分を吸ってくれます。シャバシャバになってしまったアミエビのコマセに混ぜれば硬さ調整ができるのです。
チャック袋になっているので余っても大丈夫ですので内容量1,400gのアジジャンボの購入をオススメします。
同じくマルキューから「アジパワー」という商品も販売されていますが、チャック袋でないので若干不便です。

デメリット

アジだけでなくサバやイワシも有効なアジジャンボですが、集魚力が高いがゆえにフグなどの外道も寄せてしまうことがあります。

アジジャンボ

配合のポイント

実はアミエビだけでも十分、釣果は期待できます。
しかし丸一日サビキ釣りを楽しむなら大量のアミエビを購入する必要があり、経済的ではありません。

そのほか解凍したアミエビだけを使用しても水分が多く、重さがないためアジが生息する海底までアミエビが届きにくいので満足できる釣果が得られにくいのもデメリットです。

粘り気のある生シラスを足し、余分な水分を集魚剤であるアジジャンボで吸収させることでまとまりやすい(扱いやすい)アピール力があるコマセができあがります。

アジジャンボは粉タイプですから「煙幕効果」もあります。
アミエビや生シラスだけでは煙幕効果はありません。アジジャンボで煙幕を演出することで視覚的にアジやイワシの興味を誘います。

オススメの配合比率は
アミエビ4 : 生シラス3 : アジジャンボ3です。
この比率で扱いやすく効果的な最強配合のコマセが完成します!

【配合手順】 
アミエビ4 : 生シラス3 : アジジャンボ3 

①冷凍されている生シラスを解凍する(半解凍くらいでOK)
②アミエビと生シラスをよく混ぜ合わせる ※生シラスをつぶしすぎないこと
③アジジャンボを少しづつ加え水分調整

売られている生シラス

業務用スーパーで売られている生シラス

わたしの体験談

生シラスをコマセに使用するのは贅沢ですが、釣果は折り紙付き!
普段は業務用スーパー ア〇カで購入しています。お金に余裕があるときは多めに買っています。
アミエビとアジジャンボの赤茶色に生シラスの白色は良く目立つので、視覚的アピール力もあります。

まとめ

3種類それぞれの特性を活かしたコマセを作ることが何より大切です。
コマセは魚に取って視覚的にも嗅覚的にも魅力的でないと集魚力に欠けます。

アジジャンボのような粉タイプの集魚剤の代わりにパン粉やオカラ、米ぬかを使う人もいます。
いずれにしてもアミエビ単体で使用するよりも釣果に期待が持てます。

特に釣果が伸びにくい冬やスレているような状況では、こうした細かな工夫が爆釣のポイントになります。確実に釣果を伸ばして周囲と差をつけるなら、生シラスを使った最強コマセは外せませんよ!

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